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<ベガルタ>奥埜 巧みに先制 攻守かみ合い会心の勝利

柏−仙台 後半14分、先制ゴールを決め仲間の祝福を受ける仙台・奥埜(左から2人目)

 手堅い仙台が戻ってきた。守備で粘り、後半の2ゴールにつなげて4戦ぶりの無失点勝利。中2、3日で試合が続く真夏の5連戦で最高のスタートを切った。会心の内容に、先取点を奪った奥埜は試合後、ベンチ前で渡辺監督と力強くハイタッチを交わした。
 値千金のゴールは後半14分。右サイドで蜂須賀の折り返しを受けた阿部がクロスを放つ。奥埜は柏の長身DFの前に陣取り、反転して頭で合わせた。「高さでは勝てないので、相手の間に入ろうと思った」と奥埜。巧みな読みと意欲的な動き出しが光った。
 耐えて後半の攻勢につなげた。シュート数は13本ずつだが、前半は仙台の3本に対して柏は7本。スピードのある伊東らに左サイドを突かれながら、関口や板倉が食らい付いてパスコースを限定し、ゴール前でも体を張って失点を防いだ。
 したたかさもあった。西村の追加点の直後、渡辺監督は椎橋を投入。試合前に「試合を締めることに期待している」と話していた通り、椎橋は中盤に加わってブロックを形成し、反撃を封じた。「いい形で終わらせることができて良かった。次につながると思う」
 次節からホームで2連戦。3月31日の長崎戦以来勝てていない。多くのサポーターの前で、取り戻した手堅さが本物であることを示せるか。(原口靖志)


2018年08月12日日曜日


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