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<楽天>茂木、延長12回劇的サヨナラ弾 勝負強さ証明

12回東北楽天1死一塁、サヨナラ2ランを放った茂木を本塁で迎える東北楽天ナイン(佐藤琢磨撮影)

 勝利をあきらめない東北楽天ファンの願いは茂木に通じた。1−1の延長十二回1死一塁。神奈川・桐蔭学園高時代の後輩、西武・斉藤大が投じた低めのスライダーは、右翼席中段に吸い込まれた。「内角は狙っていたが、うまくバットに乗ってくれた。先輩の意地を見せられて良かった」と、プロ初のサヨナラ弾の喜びをかみしめた。
 打線は十一回まで9安打を放ちながら1得点。十二回も無死一塁で田中が犠打失敗と、嫌な雰囲気が漂ったが、直後の茂木が一振りで払しょくした。平石監督代行は「後ろにつないでほしいと思っていたが、最高の形になった」と勝負強さをたたえた。
 茂木には特別な思いがあった。「なかなか打てず、守備でミスしても使い続けてくれた」。打席に立った時、指揮官に掛けられ続けた「気持ちは強く持て」という言葉を思い出したという。「僕以上に彼が苦しんでいる。何回も休ませようと考えたが、(信じてあえて)使い続けた」と、平石監督代行は茂木が見せた復調の兆しをわが事のように喜んだ。
 次カードは6ゲーム差に迫る3位のソフトバンク。同一カード3連敗を免れ、延長を制した勢いを敵地でぶつけたい。(狭間優作)


2018年08月14日火曜日


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