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<楽天>1回の攻防で明暗 指揮官「せめて1点でも・・・」好機逃し則本見殺し

1回東北楽天1死一、三塁、今江の中飛で本塁を狙った三走田中(右)がタッチアウトとなる。捕手甲斐

 クライマックスシリーズ(CS)出場圏内の3位ソフトバンクと6ゲーム差。東北楽天にとっては逆転でCS進出を果たす足掛かりとしたい重要な3連戦だっただけに、痛恨の1敗だ。
 「今日は(敗因は)初回だった」と平石監督代行が悔やんだように、先攻の東北楽天が無得点、後攻の相手が2得点だった一回の攻防が明暗を分けた。
 東北楽天は東浜に対し田中、茂木が連打を浴びせて無死一、三塁と先制機を築く。だが、内野ゴロ併殺でも1点が入る状況で島内が空振り三振。さらに今江の中飛で本塁を狙った三走の田中は、中堅手柳田の好返球に阻まれて憤死した。
 その裏のマウンドに上がった則本はわずか5球で2死を奪い、リズムに乗りかけたところで3連打を浴びて2点を失った。特に二、三塁、デスパイネにフルカウントから2点左前打を喫した投球を反省。勝負球の外角スライダーが真ん中寄りに入った。「四球を出すのを恐れて勝負を選んだが、ボールが甘かった」と詰めの一球を悔いた。
 「無死一、三塁の最高の形だっただけに、せめて1点でも入っていれば…。則本は一回から全力だったし、二回以降も粘ってくれたのだから」。二〜七回を無失点でしのいだエースが見殺しとなり、指揮官が嘆くのも当然だろう。
(金野正之)


2018年08月15日水曜日


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