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<ベガルタ>石原 中盤でおとり役も DF誘い、スペース生む戦術

シュート練習でクロスに合わせる石原(左)=13日

 石原が味方を生かす覚悟だ。どの試合でも最も警戒されるエースは、古巣でもある湘南との一戦では特に「自分が見られている感じがする」と、おとり役も引き受けるつもり。「スペースを作ることを考えながらプレーする」と意気込む。
 中盤に下がってDFを誘い出し、空いたスペースに味方を走り込ませる攻撃を狙う。DFの食い付きが顕著な湘南には効果的で、3−1で勝った6月のYBCルヴァン・カップ(ルヴァン杯)プレーオフ第2戦でも何度も好機をつくった。
 石原が生むスペースを誰が突くか。ルヴァン杯ではDFをより誘い出しやすくするよう、3バックに3トップで相対させ、中央に阿部を置いた。しかし、阿部は前節柏戦で右脚を痛め、13日の全体練習は不参加。14日は合流したが、大事を取ってジャーメインやハーフナーの起用も有り得る。
 ジャーメインは「湘南の3バックは若い選手が多い。ガツガツ来る分、スピードを生かして背後を取る」と意欲を燃やす。
 石原は今季4得点。10得点の昨季に比べて「下がらなくていい時にも下がり、ゴールから遠ざかっている」と物足りない様子だが、渡辺監督は「フィニッシュに関わっていないわけではなく、問題ない」と信頼を寄せる。14日で34歳になったエースは数字に表れない、チームを支える役割を担う。(佐藤夏樹)


2018年08月15日水曜日


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