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<楽天>古川誤算、痛い連敗 CS進出へ正念場

4回ソフトバンク2死二塁、甲斐に左前適時打を浴び、4失点目を喫した東北楽天先発の古川(右)と山下のバッテリー

 東北楽天は一回に1点を先制する幸先のいい展開から逆転負け。今季プロ初勝利を挙げ、売り出し中の22歳古川に最少リードを守るエースのような投球を求めるのは酷とはいえ、六回途中6失点は誤算だった。
 打線は終盤の好機に複数得点できず、最後まで反撃が及ばない「乗れない」形で終わった。古川は「試合のリズムをつくれず、野手の方々に申し訳ない」と言葉少なだ。佐賀・有田工高出の右腕にとって古里九州での初登板はほろ苦い結果になった。
 4点は2ラン2発を放った長谷川勇(山形・酒田南高−専大出)に奪われた。1−0の二回に逆転弾、1−4の六回にダメ押し弾。ともにチェンジアップが真ん中に入り、古川は「相手の得意なところに投げてしまった」と悔やむ。甘い球を見逃さず仕留めた元首位打者の長谷川勇が、役者が上だった。
 四回に松田宣に許した適時二塁打も、1ボール1ストライクから探りを入れるために山下がボールを要求したのに、ストライクゾーンに投げてしまう甘さがあった。「あそこは打者の反応を見る場面。何があってもボールにしないと。一番もったいなかった」と平石監督代行も苦々しげだ。
 これでクライマックスシリーズ(CS)出場圏内の3位ソフトバンクとは8ゲーム差。16日に敗れると、自力でのCS進出の可能性が消える。ここが正念場だ。(金野正之)


2018年08月16日木曜日


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