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<冷たい肉そば>ご当地音頭でPR 地元出身のビジュアル系演歌歌手・最上川さん

地元のイベントで新曲を披露する最上川さん(右から2人目)=4日、山形県河北町

 山形県河北町発祥の「冷たい肉そば」の魅力を伝えるご当地音頭が誕生した。地元出身のビジュアル系演歌歌手最上川司さんが歌い、作詞も手掛けた。食べるそばと近くのそばを掛けたコミカルな詞に軽快なメロディーを乗せ、振り付けもある。町内の商工関係者は「名物の知名度アップに頼もしい応援団が現れた」と期待している。

 新曲「司の冷たい肉そば音頭」は1日に発売された。ロックバンドでドラマーを務める傍ら、ソロでも活動する最上川さんのシングル4枚目になる。
 歌詞に、5月に日本遺産に指定された「山寺が支えた紅花文化」の構成文化財となる林家舞楽や紅花を盛り込み、冷たい肉そばを生んだ町の特色もPRする。
 最上川さんは4日、地元の屋外イベントで新曲を披露。「なじんだ味が世界に羽ばたいてほしいという願いを込めた。愛する肉そばのことも改めて研究した」とあいさつした。
 冷たい肉そばは、鶏だしのしょうゆ味で、こしの強い田舎そばにコリコリの親鶏と、ネギを加える。誕生は大正期とされ、当初は馬肉が使われていた。鶏肉に代わった戦後、提供店が増え、現在は町内の13店がメニューに採用する。
 新曲は、地元の企業組合「かほく冷たい肉そば研究会」が9月に発売する常温保存できる土産用肉そばのテーマソングにもなり、最上川さんが商品パッケージのイラストを担当した。
 研究会の逸見朋愛代表理事(43)は「親しみやすい曲で子どもたちにも受け入れられそうだ。冷たい肉そばの町が一層元気になるよう盛り上げたい」と話す。


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2018年08月18日土曜日


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