宮城のニュース

よりよい街目指し前進 石巻・新門脇 区画整理工事が完了

関係者と地元住民らが工事の完成を祝った

 東日本大震災で甚大な被害を受けた石巻市新門脇地区の土地区画整理事業の工事が完了し、現地で18日、竣工(しゅんこう)式があった。関係者や地元住民ら約200人が新たな町の完成を祝った。
 亀山紘市長は「安全な地域を取り戻したいという住民の思いが形となり、新たな門脇地区が完成した。コミニュティー再生へ住民と一緒に取り組みたい」とあいさつした。参加者がくす玉を割り、ゴム風船を空に放つと歓声が起こった。
 事業は都市再生機構(UR)が2013年9月に市から受託し、14年8月に着工。施工面積約23.7ヘクタールで、災害公営住宅151戸に加え、一戸建て250戸分の宅地や公園などを整備した。総事業費は約91億円。
 海抜3.5メートル以上の高盛り土道路の内陸側に宅地を配置。防潮堤との二重の壁で防災力を強化した。
 URによると、約400世帯1070人の居住を計画。災害公営住宅は約95%が入居済みで、6月末時点で228世帯458人が住む。地元のかどのわき町内会の本間英一会長(69)は「多くの犠牲の上に新しく立派な町ができたことを忘れず、よりよい街を目指して進みたい」と話した。


関連ページ: 宮城 政治・行政

2018年08月19日日曜日


先頭に戻る