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<楽天>先発近藤、成長示す 勝利導く6回1失点の力投

6回3安打1失点と好投した東北楽天先発の近藤(庄子徳通撮影)

 東北楽天は負ければクライマックスシリーズの自力進出の可能性が消滅する瀬戸際の一戦。けがで調整中のエース岸に代わって先発した新人近藤が6回1失点と力投した。プロ初勝利はならなかったが、平石監督代行は「十分過ぎる内容」と評価した。
 140キロ台後半の力強い直球を軸に「初回から飛ばした」。一回は先頭岡から2者連続三振と最高の立ち上がりを見せた。特に2番藤岡の空振り三振は成長を感じさせた。直球で2ストライクと追い込み、最後は鋭く落ちるフォークボール。「1軍で戦うには必要」と磨きをかけた勝負球が決まった。
 2−0の四回、2死三塁から井上の中前適時打で1点を返されたが、続く角中を変化球で中飛に打ち取った。6回3安打、無四球とドラフト1位の名に恥じない投球内容だった。
 七回に救援した同学年の松井が同点とされたが、「中継ぎを経験し、そのつらさが分かった。初勝利は特にこだわっていない」。何度も謝る松井を「気にするな」と逆に励まし、降板後はベンチで味方を大声で鼓舞し続けた。平石監督代行を「いい姿だった」と感心させた。
 ルーキーの奮闘でチームは何とか踏みとどまった。(狭間優作)


2018年08月19日日曜日


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