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<ベガルタ>ピッチサイド/松崎しげるさんの不敗神話

 勝利を願うサポーターが心のよりどころにするのが「不敗神話」。特定の選手のゴール、対戦相手、試合会場…。対象は多々あれど、J1仙台の場合は一風変わっている。歌手の松崎しげるさんだ。
 松崎さんはクラブが東日本大震災後に始めた「復興ライブ」の趣旨に賛同。2015年から毎年出演している。15日の湘南戦も含め、これまで5回来場した試合は4勝1分け。サポーターが頼りにするのもうなずける。
 湘南戦でライブを見て、理由が分かった気がした。日本を代表するエンターテイナーだけに、ピッチに立った途端に観客を引き付ける。「勝ち点3を取って32にしたいと思います」とサポーターを喜ばせる一言も忘れない。代表曲「愛のメモリー」などを高々と歌い上げるのに合わせ、サポーターらもスマートフォンの明かりをペンライトのようにかざして雰囲気を盛り上げた。
 スタジアムの空気を一つにした成果か、湘南戦は4−1の快勝。今季初の逆転勝ちで8戦ぶりのホーム白星を挙げた。続く不敗神話にエンターテインメントの底知れぬ力を感じた。
(原口靖志)


2018年08月19日日曜日


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