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<甲子園>きょう準決勝 金足農、打線も成長 吉田の疲労が懸念材料

近江との準々決勝で4試合連続となる2桁奪三振の好投を見せた金足農の主戦吉田

 休養日の19日、前日の準々決勝を勝ち上がった4校が兵庫県西宮市内などで調整した。20日は甲子園球場で金足農(秋田)−日大三(西東京)、済美(愛媛)−大阪桐蔭(北大阪)の準決勝が行われる。
 金足農は勝てば初の決勝となり、日大三は全国制覇を果たした2011年以来3度目の決勝進出を狙う。済美は準優勝した04年以来2度目、史上初となる2度目の春夏連覇を目指す大阪桐蔭は、優勝した14年以来5度目の決勝進出を懸ける。
 金足農は練習を行わず、エース吉田は疲労回復に努めた。日大三は打撃練習で速球対策に重点を置き、済美は軽めの調整。大阪桐蔭は自校グラウンドで練習し、藤原や根尾が打撃で快音を響かせた。

 金足農は秋田大会から先発選手9人を一度も交代せずに勝ち上がってきた。3回戦は2本塁打で横浜(南神奈川)を打ち崩したと思えば、準々決勝は近江を二つのスクイズで破った。主戦吉田の快投に注目が集まりがちだが、攻撃陣も大きく成長を遂げている。
 打線はしぶとさを増している。近江(滋賀)戦は敗色濃厚な九回に好投手の林を攻略。連打からサヨナラ劇を生み出した。伝統の犠打は14。少ない好機を得点に結び付ける原動力となっている。
 吉田は4試合で51奪三振。松井(現東北楽天)斎藤(現日本ハム)らに並ぶ4試合連続2桁奪三振の記録を打ち立てた。
 試合を追うごとに投球の幅は広がっている。股関節に痛みがあったという近江戦はスライダーやスプリットを多投。追い込んでからは直球で仕留めて失点を最小限に抑えた。
 懸念材料はやはり疲労だ。これまで615球を投げており、準決勝、決勝の連投をどう乗り越えるかが大旗への課題となる。


2018年08月20日月曜日


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