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<なでしこリーグ>元東電マリーゼ選手、かつての本拠地で躍動 Jヴィレッジでマイナビ仙台、オルカ鴨川が練習試合

元東電マリーゼの選手も出場し、かつての本拠地で行われた仙台と鴨川の練習試合

 サッカー女子なでしこリーグのマイナビベガルタ仙台レディースと同リーグ2部のオルカ鴨川が19日、7月に一部再開したJヴィレッジ(福島県楢葉町、広野町)で練習試合をした。かつて東京電力マリーゼ(休部中)に所属した選手たちも出場。本拠地だった施設の復旧を喜び、躍動した。
 Jヴィレッジで17〜19日にキャンプを張った鴨川が仙台に練習試合を申し込んだ。東電福島第1原発事故の対応拠点になった施設の再開後、なでしこリーグのチームによる合宿や試合は2部を含め初めてという。
 マリーゼから18人が移って発足した仙台は今も5人が元選手。先発出場したMF田原のぞみ選手(30)は「社員宿舎が立ったスタジアムが元通りになっていて驚いた。多くを学んだ思い出の地でまたプレーができてうれしい」と話した。
 観客席には両チームのサポーターに加え、マリーゼのユニホーム姿で声援を送る人も。引退したマリーゼOGらも駆け付けた。
 仙台の主将MF安本紗和子選手(28)は「マリーゼの2年間は最高の指導者、仲間と出会えた大切な時間だった」と話し、試合後にOGらと写真を撮って旧交を温めた。
 試合は3−0で鴨川が勝利。鴨川の1点目は唯一の元マリーゼMF松長佳恵選手(33)が決めた。「仲間と一緒にまたグラウンドに立てて良かった。Jヴィレッジが多くの人に利用され、地域の復興につながるといい」と願った。


2018年08月20日月曜日


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