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<気仙沼防潮堤ミス>かさ上げ案「理解を」 知事、協議会に見解文書

 宮城県気仙沼市内湾地区の防潮堤高を県が誤って22センチ高く施工した問題で、村井嘉浩知事は20日の定例記者会見で、背後地をかさ上げし、陸から見た防潮堤高を抑える県の対応案への理解を住民側に重ねて求める意向を示した。
 同市の住民団体「内湾地区復興まちづくり協議会」は7日、県の対応案を受け入れないとする方針を表明。村井知事は「県の考えが十分伝わっていない部分もあった」と述べ、協議会の菅原昭彦会長宛てに14日、県の見解をまとめた文書を送ったことを明らかにした。
 防潮堤の背後地で市が実施する土地区画整理事業の遅れを抑えるため「タイムリミットが迫っている」との認識を強調。9月上旬には、最終的な判断を下す必要があるとの見通しを示した。
 中央省庁が雇用する障害者数を42年にわたり水増ししていた問題にも言及し「非常に残念だ」と批判した。県と県教委の障害者雇用の現状を確認したところ、水増しはなかったという。
 仙台市青葉区の東京エレクトロンホール宮城(県民会館)の建て替えを巡っては、音楽ホール建設を目指す仙台市の郡和子市長から「連携はないとはっきり伝えられた」と明かし、市の検討状況を見極める考えを示した。


2018年08月21日火曜日


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