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鎮魂祈る柔和な表情 仙台・孝勝寺で遷座式 山梨で制作慈母観音菩薩像

慈母観音菩薩像が披露された遷座式

 東日本大震災の犠牲者を慰霊するため、山梨県身延町で慈母観音菩薩(ぼさつ)像が制作され、安置される仙台市宮城野区榴岡の孝勝寺で20日、遷座式があった。
 完成した像は高さ2.8メートル、幅1.5メートル。柔和な表情を浮かべ、金箔(きんぱく)などで胴体に七宝の文様を施した。
 日蓮宗総本山の身延山久遠寺(くおんじ)(身延町)が中心となって作り、宗派を超えて寺や檀家(だんか)が費用を寄付した。彫刻家の柳本伊左雄・身延山大特任教授や教え子が制作を手掛けた。ヒバの部材を東京や仙台市などに持参。計約2000人が、のみ入れをした。
 式には僧侶や檀家ら250人以上が参列。久遠寺法主の内野日総さんは「(像が)被災された皆さまだけではなく、私たちの心のよりどころとなるように祈っている」とあいさつした。
 像は孝勝寺本堂に安置され、平日午前9時〜午後4時、参拝できる。連絡先は孝勝寺022(256)5402。


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2018年08月21日火曜日


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