秋田のニュース

<甲子園>金足農「あと一つ」 各地PVで大合唱

<秋田市中心部>秋田県勢として1世紀ぶりの夏の大会決勝進出に沸く市民ら=エリアなかいち
<高校体育館>金足農の体育館でスクリーンに向かって声援を送る生徒
<潟上市役所>決勝進出を決め、感激で涙ぐむ観客

 兵庫県西宮市の甲子園球場で20日あった全国高校野球選手権大会で、金足農(秋田)と日大三(西東京)との準決勝のパブリックビューイング(PV)が秋田市や潟上市であった。多くの市民が、秋田県勢として103年ぶりの決勝進出を果たした金足農を後押しした。
 秋田市の金足農体育館では留守番の生徒や市民120人がスクリーンで観戦。ピンチにはメガホンをたたいて「金農」「吉田」と大合唱した。
 新聞部副部長の3年筒井優人(まさと)さん(18)は「(投手の吉田)輝星(こうせい)を中心に守りが堅く、安定した野球ができている。校内新聞の次号に『日本一』と書きたい」と早くも次を思い描く。体育館は21日の決勝も一般開放される。
 市中心部の「エリアなかいち」では約800人が集まった。
 「秋田だけでなく東北の星だ」と喜ぶのは、同校野球部OBで11年前に甲子園に出場した同市の会社員佐藤龍(たつる)さん(29)。「金農野球を最後まで貫き、夢の舞台で優勝旗を掲げてほしい」と後輩に思いを託した。
 吉田投手の出身地、潟上市役所には約70人が詰め掛けた。吉田投手がかつて所属した少年野球チーム「天王ヴィクトリーズ」のメンバーも集まり、先輩の活躍を見守った。
 天王ヴィクトリーズの登藤(とどう)海優史(みゅうじ)主将(11)=天王小6年=は「ピンチでも表情を変えない輝星さんのピッチングを見習いたい」と目を輝かせた。
 冬に金足農野球部員にウエートトレーニングを指導する男鹿市のトレーナー山方裕さん(33)には、選手から「(トレーニングした分の)力を出してきます」などと無料通信アプリLINE(ライン)で連絡が来た。「携わった子の活躍がうれしい」と喜んだ。


2018年08月21日火曜日


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