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<モニュメント問題>「線量000」に意見40件 福島市が展示施設アンケート開始

 福島市が恒久展示したモニュメント「サン・チャイルド」に対する批判がインターネット上で相次いだ問題で、市が展示場所の来場者を対象に始めたアンケートの投函(とうかん)数が土・日曜の18、19日の2日間で約40件に上ったことが20日、分かった。市は市民の意見を聞き、モニュメントの扱いを検討する方針で、意見募集を継続する。
 市は18日、設置場所のJR福島駅近くの教育文化複合施設「こむこむ」に、アンケート用紙と回収箱を用意。モニュメントへの意見や感想を自由に記述してもらうようにした。 施設によると、投函された約40件の内容はまだ集計していない。複数枚に意見を書き連ねた例もある。この他、施設には電話などで50件近い意見が寄せられているという。
 20日に投函した市内の男性会社員(38)は取材に「モニュメントは大きなインパクトがある。市は(設置の経緯などの)説明を尽くしてほしい」と求めた。
 市は20日、モニュメントの愛称募集に、19日の締め切りまでに約190件の応募があったことを明らかにした。今回の問題を受け、22日に予定していた選考結果の発表は当面延期する。
 サン・チャイルドは防護服のヘルメットを外した子どもの立像。現代美術作家ヤノベケンジさんが東京電力福島第1原発事故後の2011年10月に初公開し、一般財団法人ふくしま未来研究会を通じて市に寄贈した。今月3日の除幕式以降、線量計を模した胸の表示「000」が「科学的にあり得ない」などと批判された。


2018年08月21日火曜日


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