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<仙台空港>運用時間延長を地元に説明 宮城県、今月下旬から

 宮城県は21日、完全民営化した仙台空港(名取市、岩沼市)の運用時間(午前7時半〜午後9時半)の延長を目指し、名取、岩沼両市議会や周辺住民への説明を今月下旬に始める方針を正式表明した。東北の拠点空港実現に向けて、地元との協議に入る。(9面に関連記事)
 2市議会が27日にそれぞれ開催する全員協議会に県土木部幹部が出向き、運用時間延長の必要性や効果などを説明する。31日から9月4日には、空港の周辺住民らでつくる協議会などを対象に計4回の地元説明会を開く。
 県は航空機材や離着陸時間、飛行経路などを組み合わせたシミュレーションを重ね、2017年3月から空港周辺で実施した騒音予測調査の結果も併せて公表し、理解を求める方針。
 県は「将来的に24時間化を目指すべきだ」との認識を表明。時間延長の効果として(1)長距離路線誘致の可能性(2)格安航空会社(LCC)の拠点化推進(3)国際貨物専用便誘致と輸出機会の増大−などを挙げる。
 村井嘉浩知事は取材に「運用時間が長ければ長いほど、他空港に比べて競争力を持つことができる。地元の理解を得ながら、話し合いを進めたい」と述べた。
 地元説明の実施方針は、21日にあった県議会建設企業委員会で示された。各委員から具体的な効果の提示や、地元への丁寧な説明を求める意見が上がった。


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2018年08月22日水曜日


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