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<楽天>古川、痛恨の制球ミス 7回2失点好投も一発に泣く

4回オリックス無死一塁、伏見(左)に左越え2ランを浴び、打球の行方を見つめる東北楽天先発の古川(佐藤琢磨撮影)

 秋田・金足農高ナインが涙をのんだ前日の甲子園球場と同じく、試合開始直前に左翼席から三塁席後方に架かった虹のアーチは予兆だったか。東北楽天の古川は一発に泣いた。
 四回無死一塁で3番伏見を迎えた場面。直球で押し続け、1ボール2ストライクからの5球目、真ん中に甘く入ったチェンジアップを左越えに運ばれた。投手有利で相手の打ち損じや空振りを誘えばいいカウントだったが、変化球の制球を誤った。「高めに投げるのだけは良くなかった」と悔やんだ。
 古川は則本のような剛速球を主体とした強気の投球が持ち味。六回に吉田正を高めの144キロで空振りさせて3球三振に切って取るなど、五回以降は3回を1安打4奪三振で無失点といい面が出ただけに、四回の2失点は重かった。
 「もったいなかった。あの一発以外は試合をつくっただけに」と平石監督代行も苦々しそうだった。
 高卒5年目の今季、プロ初勝利を挙げるなど成長著しい右腕だが、7月25日に日本ハム戦で挙げた4勝目を最後に、8月は4戦3敗と勝ち星に恵まれない。「勝負球の変化球の精度向上が、もうワンランクアップするための課題」と森山投手コーチは注文した。(金野正之)


2018年08月23日木曜日


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