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<金足農準V>ナインが笑顔の帰郷 「ありがとう」住民偉業たたえる

集まった多くの住民らの出迎えに笑顔で応える吉田投手(手前左)ら金足農ナイン=22日午後4時40分ごろ、秋田市の金足農高

 甲子園球場で21日に決勝戦が行われた第100回全国高校野球選手権大会で、頂点まであと一歩に迫る活躍を見せた金足農(秋田)の選手が22日、空路で地元秋田に戻った。「力を出し切った」「悔いはない」。秋田市金足追分の同校や秋田空港で出迎えた住民らの声援に、笑顔で応えた。

 選手たちを乗せたバスは午後4時半ごろ、学校に到着した。バスが見えると、待ち構えていた住民らに歓声と拍手の輪が広がった。
 住民らを前に選手たちが整列し、代表して佐々木大夢(ひろむ)主将があいさつ。「最後まで諦めずにプレーし、一人一人に悔いはない。多くの応援が背中を押してくれたからこそ準優勝を達成できた」と力強く報告した。
 吉田輝星(こうせい)投手は「準優勝は悔しかったが、自分たちが持っている力以上を出し切れた」と振り返った。
 中泉一豊監督は「練習通りプレーするのが目標で、選手は好機を逃さず結果を出す活躍を見せてくれた。うれしいの一言に尽きる」と感謝した。
 渡辺勉校長は「歴史的な偉業を達成し、県民に感動を与えてくれた。本当にありがとう」とねぎらった。生活科学科の2年渡辺彩夏さん(17)は「奇跡的な試合を何度も見せて感動させてくれた。『本当にお疲れさま』と声を掛けたい」と語った。
 選手が降り立った秋田空港は約1400人が詰め掛け、到着ロビーから外にあふれるほどのフィーバーぶり。バスに乗り込んだ選手が窓から手を振ると、大きな歓声が上がった。
 午前中から到着を待った同市の自営業大原三宏さん(70)は「感動を覚えて居ても立ってもいられず来た。吉田投手はフォームが素晴らしく、プロで活躍するのが楽しみ」と期待を膨らませた。


2018年08月23日木曜日


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