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<山形国際ドキュメンタリー映画祭>米アカデミー賞公認 来年10月開催

ポスターのデザインについて説明する安部さん

 山形市で隔年開催される山形国際ドキュメンタリー映画祭が米アカデミー賞公認映画祭に選ばれ、大賞受賞作がアカデミー賞長編ドキュメンタリー映画部門に無条件で応募できるようになった。主催する認定NPO法人「山形国際ドキュメンタリー映画祭」(山形市)に対し、映画芸術科学アカデミーから通知があった。同法人は「来年は30周年の節目。幅広い作品を世界に発信したい」と話す。

 16回目となる映画祭は来年10月10〜17日の日程。今年9月1日から作品の募集を始める。
 映画祭のメインは、国内外の最新長編ドキュメンタリーが対象の「インターナショナル・コンペティション」と、アジアの新進作家の作品を発掘する「アジア千波万波」のコンペ2部門。両部門の大賞が、アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画部門への応募資格を得る。
 アカデミー賞同部門にはベルリン、カンヌ両映画祭などが公認されているが、国内の映画祭は初めて。
 来年の映画祭の作品募集ポスターには、東北芸術工科大3年安部結さん(20)=山形市=のデザインを採用。フィルムに見立てたビルの屋外階段を人影が移動する合成写真がモチーフで、安部さんは「ドキュメンタリーの現実感を表現するには写真だと思った」と語った。
 山形国際ドキュメンタリー映画祭は1989年にスタート。昨年10月の15回目はコンペ2部門に128の国・地域から1791本の応募があり、事前審査を通過した36本を紹介。特集プログラムと合わせ期間中の上映作は計161本に上り、約2万2000人が来場した。
 連絡先は事務局023(666)4480。


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2018年08月23日木曜日


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