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<全国中学野球>秀光中教校 優勝逃す 主戦伊藤 成長胸に次の舞台へ

秀光中教校−高知 タイブレークの延長10回、小杉監督(30)の指示を聞く秀光中教校ナイン(藤井かをり撮影)

 延長十一回タイブレークまでもつれた決勝。秀光中教校は最後の打者が三振併殺に倒れ、4年ぶりの頂点をつかむことはできなかった。次打者として控えていた主戦伊藤は「最後は力が及ばなかった」と顔を上げられなかった。
 宮城県大会、東北大会を通じて、伊藤を中心とした投手陣で無失点を続けた。全国大会も伊藤、笹倉、古川の3投手をつなぎ、初戦から決勝のタイブレークに入るまで連続無失点を続けた。
 決勝も伊藤は130キロ台後半の直球とスプリットボールなど変化球を駆使し、大会屈指の右腕森木と息詰まる投手戦を演じたが、十一回に味方が点を取れずに敗れた。「自分はあの回、1点取られたが、森木投手は抑えていた。レベルが高い」と負けを認めた。
 伊藤は秋田県美郷町から秀光中教校に進学。「伸びる時期に良い環境で成長したい」と決意した。今年は地元秋田・金足農の吉田投手が甲子園を沸かせ「次は自分が続きたい」。頂点には到達できなかったが、中学3年間の成長を胸に高校での活躍を誓う。
 小杉監督は次の舞台に進む選手たちに「今年で100回目だった高校野球の歴史を変えてほしい」と東北勢初の甲子園優勝を託した。(山本武志)


2018年08月24日金曜日


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