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外国人の視点 誘客に生かす 観光協会職員に採用

外国人客の現状や対応への課題を聞き取りするマシューさん(左)

 八戸地域の観光地域づくり推進法人(DMO)の設立に向けて訪日外国人客(インバウンド)誘致を強化しようと、設立準備委員会の一つの八戸観光コンベンション協会(青森県八戸市)は、外国人職員を採用した。外国人の視点で八戸市周辺の観光の課題を探り、今後の戦略に生かす考えだ。
 採用されたのは今月初めまで3年間、市の国際交流員を務めた米国人のマシュー・ボラさん(27)。採用初日の20日夜、市中心部の「みろく横丁」の店を回り、外国人が増加しているかどうかや対応で困った点などを聞き取りした。
 今回の聞き取りを参考に、改善策をつくって実証実験を行い、効果があれば他の横町にも拡大することも想定。インバウンド受け入れ態勢を整える計画だ。
 マシューさんは「店の人たちは一生懸命に日本語、英語を使って外国人を歓迎していた」と感想を話し、今後の仕事について「八戸の素晴らしさを世界に紹介したい」と抱負を語った。
 八戸広域観光推進協議会(八戸市)がまとめた八戸圏域の外国人宿泊者は、2015年度が7755人、16年度が1万2699人、17年度が1万9185人と年々増加している。
 コンベンション協会の観光コーディネーターの木村聡さんは「全国的に海外旅行客は増えており、伸びしろはかなりある。八戸地域が攻めていけるよう準備を進めたい」と話した。
 八戸地域ではコンベンション協会と2団体が、来年4月1日の合併に合意。「はちのへDMO(仮称)」の発足を目指している。


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2018年08月24日金曜日


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