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<東北財務局>財政融資残高2.7%減 14年連続で前期下回る

 東北財務局がまとめた東北の地方公共団体(一部事務組合などを含む)に対する財政融資資金の2017年度末貸し付け状況によると、貸付残高総額は5兆616億円となり、前年度より2.7%減少した。14年連続で前期を下回った。

 県別は宮城の1兆164億円(前年度比2.9%減)が最多。福島9870億円(3.1%減)岩手8997億円(2.7%減)青森7989億円(2.4%減)山形7396億円(2.0%減)秋田6200億円(3.5%減)と続いた。3年連続で全県で減少した。
 用途別は上下水道や一般廃棄物処理など生活環境整備が1兆4942億円(5.0%減)、過疎地向けの辺地・過疎が4147億円(7.2%増)、国土保全災害復旧は3835億円(15.7%減)。
 地方交付税の不足分を地方公共団体が肩代わりして借金する臨時財政対策債は1兆5639億円(0.1%減)。全体に占める割合は年々増えている。
 17年度に東北の地方公共団体に貸し付けた財政融資資金は、前年度比1.0%増の3326億円だった。
 東北財務局の担当者は「岩手県やいわき市に病院建設などでまとまった貸し付けがあった。地方分権の流れで、貸付残高は年々減少している」と説明した。
 財政融資資金は国債の発行によって金融市場から調達する。国からの借金に当たる地方債の一種で、地方公共団体が学校や病院の建設、上下水道整備の資金とする。


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2018年08月24日金曜日


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