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新校舎 地域と歩む 気仙沼向洋高入校式

新校舎の入校式で校歌を歌う生徒

 東日本大震災の津波で被災した気仙沼向洋高の新校舎が気仙沼市長磯牧通に完成し、24日に授業が始まった。同市九条の仮設校舎から移った353人の生徒が新たな一歩を踏み出した。
 体育館で新校舎への入校式があり、生徒、地域住民らが校舎完成を祝った。生徒会長で産業経済科3年の鈴木勇汰さん(17)は「ようやく自分たちの学びやができた。地域との交流も深めていきたい。新校舎から卒業できることがうれしい」とあいさつした。
 新校舎は旧校舎から内陸側へ約1.5キロ移転した。航海技術や無線、ダイビング、溶接などを学ぶ実習室のほか、仮設校舎にはなかった食堂を備えた。
 同市波路上にあった旧校舎は最上階の4階まで浸水。約8キロ離れた気仙沼高第2グラウンドを借り、2011年11月からプレハブ仮設校舎で学んできた。旧校舎は市が震災遺構として保存する。


2018年08月25日土曜日


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