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<ベガルタ>ピッチサイド/自信と反省

 「負けゲームの会見みたいだな」。J1仙台が3−2で競り勝った22日の横浜Mとの天皇杯4回戦(ニッパツ三ツ沢球技場)。試合後の記者会見で渡辺監督は冗談交じりにつぶやいた。
 3大会ぶりに8強入りしたが、報道陣からは2失点した守備の課題について質問が幾つか出た。仙台の4倍となるシュート20本を打たれ、2度追い付かれたため。GK関の好セーブに加え、相手のPK失敗など拙攻に助けられた形だった。
 横浜Mには7月18日のリーグ戦で2−8で大敗。攻撃力で勝る相手に開始早々に先制を許し、結果的にせめぎ合いで後手に回った。同じ轍(てつ)を踏まないよう、渡辺監督は「相手の土俵に乗らない」と手堅い試合運びを目指したが、猛攻を浴び続けた疲労からか、うまくいかなかった。前線でうまく圧力をかけられず、ボールを奪ってもすぐ取り返される場面が目立った。
 それでも、公式戦4連勝と勢いは止まらない。2ゴールと活躍したFW石原は「厳しい試合の中で失敗を繰り返し、学んだ積み重ねがこう(4連勝に)なっている」と自信を示す。勝っても反省を忘れない雰囲気が、上り調子のチームを包んでいる。(原口靖志)


2018年08月25日土曜日


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