山形のニュース

鶴岡のベンチャーが東京でどぶろく醸造 バー併設で魅力発信

ワカゼが東京に新設した醸造所(左)と併設のバー

 鶴岡市の酒類開発ベンチャー企業WAKAZE(ワカゼ)が東京都世田谷区に醸造所を新設し、どぶろくなどの製造を始めた。これまで、山形県庄内地方をはじめとする酒蔵に委託していた醸造作業の一部を自社で行う。

 醸造所は東急三軒茶屋駅から徒歩5分程度の商店街に立地。面積約17平方メートルのスペースに容量200リットルの小型タンク4基を並べ、複数の酒類を同時に製造する。杜氏(とうじ)には新政酒造(秋田市)などで修業した若手を招いた。
 新酒を委託醸造先で商品化する前に試験醸造し、完成させる開発拠点などとして活用する。都心の消費地でアピールし、日本酒に親しみを持ってもらう狙いもあるという。
 醸造所にはバーを併設し、造りたての酒に加え、日本酒の発酵中に植物由来の副原料を加える「FONIA(フォニア)」シリーズなどワカゼの他の商品を飲める。ガラス越しに醸造工程を見学したり、庄内地方の旬の食材を使った料理を楽しんだりもできる。
 ワカゼの担当者は「造り手がお客とコミュニケーションを取り、消費者が酒造りを身近に感じられる場所にしたい」と話す。


関連ページ: 山形 経済

2018年08月25日土曜日


先頭に戻る