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<福島第1原発>廃炉作業で労働紛争が和解 危険手当の増額約束

 東京電力福島第1原発で廃炉作業に従事した元作業員の男性が、危険手当が支給されなかったとして、労働組合を通じて東電や元請け、下請け会社など計5社との団体交渉を求めた労働紛争が24日、中央労働委員会で和解した。労組によると、東電を除く4社はそれぞれ危険手当分の賃金増額に取り組むと確認する内容。
 東電は危険手当を支払っているが、労組側によると、多重下請けの作業員は途中で「ピンハネ」され、受け取れないケースが多い。労組側は「手当を支払う明確な形でないのは残念だが、賃金への反映を確認させたことは今後につながる一歩だ」と評価した。
 男性は長野県の林哲哉さん(46)。加入する「派遣ユニオン」(東京)が同日、東京都内で記者会見して明らかにした。発注者の東電は「直接の雇用関係にない」として和解に応じなかった。


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2018年08月25日土曜日


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