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被災図書館の代替施設 「ありがとう、どんぐり図書室」お別れイベントに400人集う

古くなった児童書などを受け取る子どもたち

 東日本大震災で被災した旧名取市図書館の代替施設「どんぐり・アンみんなの図書室」と「どんぐり子ども図書室」が今月いっぱいで利用を終えることになり、現地で25日、お別れイベント「ありがとう、どんぐり図書室」が開かれた。図書館の機能は12月19日、JR名取駅前にオープンする新館に移る。
 市民ら約400人が参加。被災の状況や震災後の行事の様子などを写したスライドショーがあった。古くなって貸し出しに適さない「除籍本」など約1000冊を無償で配るリサイクルコーナーもあり、にぎわった。
 柴崎悦子館長は「カナダ政府や日本ユニセフ協会などの寄付で建物ができ、多くのボランティアが本を搬入して息を吹き込んでくれた。感謝の気持ちを忘れず、新館オープンに向けて準備を頑張る」と話した。
 旧図書館は、震災の揺れで壁が崩れるなどして解体。移動図書館用バスなどを使った暫定運営を経て、2013年1月に旧市図書館敷地内で、両図書室の利用が始まった。


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2018年08月26日日曜日


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