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<東北総体>男子棒高跳び 38歳小野寺、8度目V

男子棒高跳び 5メートル00を2回目でクリアして優勝を決めた宮城・佐沼PVCの小野寺

 第45回大会の主会期第2日は25日、宮城県内で22競技があり、陸上の男子棒高跳びで宮城の小野寺晃(佐沼PVC)が5メートル00で5年ぶり8度目の優勝を果たした。100メートルの男子は岩手の宮崎幸辰(東北大大学院)が10秒63、女子は宮城の三浦由奈(柴田高)が11秒80でそれぞれ制した。

◎けが押して地元に貢献

 男子棒高跳びは38歳の小野寺が5メートル00を2回目でクリアし、5年ぶり8度目の優勝を飾った。古傷の左アキレス腱(けん)痛が再発する中、「3本の跳躍で試合を決めたい」と勝負に徹した。
 いつもは5メートル以上から跳ぶところを低めの高さからスタートした。まずは、表彰台を意識した4メートル80を1回目で難なくクリア。次の5メートル00の1回目は失敗だったが、2回目はバーを軽やかに超え、「イエーイ」と叫びながら空中でガッツポーズ。会場を盛り上げた。大会直前まで欠場も考えてたが、地元開催とあって、宮城の東北総体総合優勝に貢献するため強行出場した。
 中学で競技を始めてから今年で四半世紀。棒高跳び選手のピークは30歳前後とされる中、35歳で自己ベスト5メートル43を出した。「失敗ジャンプだったのに跳べた。あのジャンプをもう一度再現したい」。スピードの衰えを筋力と経験で補い、さらなる高みを追い求める。
 リオデジャネイロ五輪7位の沢野大地(富士通)は同い年だ。「限界に挑戦し続けたい。アマチュアスポーツに引退はない」。競技に、言葉に、ベテランの渋さがにじみ出る。174センチ、70キロ。(岩崎泰之)


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2018年08月26日日曜日


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