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<NPOの杜>休眠預金等活用法の今

 預金者が10年以上放っていた預金を、民間の公益活動に役立てようと定められた休眠預金等活用法。今年1月に施行され、3月に基本方針が策定されました。
 内閣府はこれに先立ち、基本方針案について国民からの意見(パブリックコメント)を募集しました。168件の意見が寄せられましたが、その後に開かれた審議会でまともに検討されたとは言い難い状況です。
 この意見集約資料は審議会当日に配布されたのみで、しかも委員が十分目を通す間もなく、事務局が「いずれの論点もこれまで議論してきたので、特段修正することはありません」と報告し、意見交換のないまま、開始からたった8分の審議会で基本方針案が決定されたのです。
 毎年700億円にも上るといわれる休眠預金は、まず預金保険機構に納付された後、内閣府が指定する指定活用団体に交付されます。現在、この指定活用団体の公募が行われています。
 初期は20億〜40億円といわれる資金です。NPOをはじめ地域で頑張る信頼される団体が、より現場にあった方法で有効に活用できるよう、これから策定される基本計画に注目していきましょう。
(認定NPO法人杜の伝言板ゆるる 大久保朝江)


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2018年08月27日月曜日


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