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<東北総体>フェンシング少年女子フルーレ 宮城全勝で頂点

少年女子フルーレ 低い姿勢からの突きで攻撃する宮城の狩野(左)

 東北総体の主会期第3日は26日、宮城県内で20競技が行われ、フェンシング少年女子フルーレは、宮城(狩野央梨沙、鈴木古都、今野杏咲)が5戦全勝で優勝した。

(仙台市宮城野体育館)
 【少年男子】
 ▽フルーレ (1)秋田5勝(2)宮城4勝1敗(3)岩手3勝2敗(4)青森2勝3敗(5)山形1勝4敗(6)福島5敗
(秋田、宮城は国体出場)
 【成年男子】
 ▽サーブル (1)青森5勝(2)宮城4勝1敗(3)福島3勝2敗(4)秋田2勝3敗(5)山形1勝4敗(6)岩手5敗
(6県とも国体出場)
 【少年女子】
 ▽フルーレ (1)宮城5勝(2)秋田4勝1敗(3)青森3勝2敗(4)岩手2勝3敗(5)福島1勝4敗(6)山形5敗
(宮城、秋田、青森は国体出場)
 【成年女子】
 ▽エペ (1)秋田4勝1敗(2)山形4勝1敗(3)宮城3勝2敗(4)岩手3勝2敗(5)福島1勝4敗(6)青森5敗
(1、2位は順位決定戦、3、4位は突き数と被突き数の差による)
 ▽フルーレ、エペ合計順位 (1)秋田(2)山形(3)岩手(4)宮城(5)福島(6)青森
(秋田、山形は国体出場)
 【競技別総合順位】
 ▽フェンシング (1)秋田(2)宮城(3)岩手(4)山形(5)青森(6)福島

◎少年女子フルーレ秋田のV5阻み歓喜

 3人一組で戦う少年女子フルーレは、宮城が5戦全勝で頂点に立った。4年前に規定が変わって以来、団体戦連覇を続けていた秋田を阻み、メンバーは「まさか優勝できるなんて」と喜びに沸いた。
 6県による総当たり戦。今夏のインターハイで個人フルーレ3位のエース狩野(常盤木学園)と、鈴木(気仙沼)の3年生2人が全5勝で女王の座をつかむ原動力となった。1年生の今野(仙台青陵中教校)も2勝を挙げた。
 秋田戦がヤマだった。メンバーはいずれもインターハイ準優勝の聖霊女短大付に所属。エース土佐は個人フルーレ覇者だ。
 試合前、狩野と父の諭監督の間で葛藤があった。「調子が良くない」。娘はそう言って土佐との対戦を避けようとした。「逃げさせない」。父は弱気を許さなかった。
 「私、絶対負けるから」。娘はすねながらピストに向かったが、前後に揺さぶって相手を崩して5−3で競り勝った。「地元の応援が力になった」と振り返った。
 「秋田の連覇を止めようと3人で頑張ってきた」。そう話す鈴木は攻撃の厚みが増した。昨年の国体は8位入賞。今野は「得意の後手の戦いを生かして勝ちに行く」と気を引き締める。
 狩野は「優勝候補の秋田や和歌山に食らい付いて優勝を目指す」と誓う。東北制覇の自信を力に変え、全国に挑む。(岩崎泰之)


2018年08月27日月曜日


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