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<社会人野球>JR東北がV3 きらやか銀破る

きらやか銀行−JR東日本東北 1失点完投したJR東日本東北の加藤

 第44回社会人野球日本選手権東北最終予選の最終日は27日、石巻市民球場で決勝があり、JR東日本東北(宮城)がきらやか銀行(山形)を5−1で破り、3年連続13度目の優勝を果たした。JR東日本東北は11月1日に大阪市の京セラドーム大阪で開幕する予定の本大会に出場する。
 最高殊勲選手(MVP)にはJR東日本東北の加藤が選ばれ、首位打者はきらやか銀行の中原、敢闘賞はきらやか銀行の市毛が選出された。

◎大保先制適時打

 ▽決勝
JR東日本東北(宮城)001120010=5
きらやか銀行(山形) 000100000=1
(勝)加藤
(敗)小島
(本)建部(加藤)

 【評】JR東日本東北が快勝した。三回に大保の右前適時打で先制し、四回は薗部のスクイズで加点。1点差に迫られた五回は犠飛などで2点を奪って突き放した。投げては加藤が1失点完投。きらやか銀行は4失策と守備の乱れが痛かった。

◎新人の加藤1失点完投

 JR東日本東北の新人右腕加藤が1失点完投でチームの3連覇に貢献した。「粘りの投球ができた」とほっとした表情で振り返った。
 前日の準決勝、3番手として登板。この日は連投の影響で本来の球威を欠いたが、カーブでカウントを稼ぎ、勝負球のフォークボールで仕留める組み立てで打者に的を絞らせなかった。「走者を出しても連打させなかった」と胸を張った。
 今季は都市対抗野球出場を逃したことから、投手陣は夏場に走り込みを徹底した。加藤も「人生で一番きつかった」と振り返るほどで、ダッシュと長距離走合わせて1日20キロ以上走り込んだという。「おかげで球速が上がり、制球も改善した」。手応えを得て臨んだ最終予選だった。
 西村監督は「苦しい練習を乗り越え一皮むけた」とたたえる。成長を見せたルーキーは「全国でも粘りの投球で抑えたい」と、大舞台での健闘を誓った。(山本武志)


2018年08月28日火曜日


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