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宮沢賢治ゆかりの橋開通 岩手・花巻の生家と私塾を結ぶ

渡り初めで橋の完成を祝う地元の人たち

 岩手県花巻市の豊沢川にある宮沢賢治(1896〜1933年)ゆかりの豊沢橋の架け替え工事が完了して27日、開通式があった。市道路課は「賢治の面影を感じながら歩いてほしい」とPRしている。
 長さ133メートルの豊沢橋は、賢治の生家があった市中心部の豊沢町と農民に稲作法などを講義した私塾「羅須(らす)地人協会」のあった桜町を結ぶ。当時は木造で、賢治も頻繁に往来していた。
 老朽化に伴って2008年から架け替え工事が行われ、幅員を11メートルから16メートルに拡張した。
 地元住民の要望で橋のたもとには賢治の作品「銀河鉄道の夜」にちなんだSLや「雨ニモマケズ」の一節を記したモニュメントを設置した。
 式で上田東一市長は「利便性が向上する。市民に長く親しまれてほしい」とあいさつ。羽織はかまなどで正装した住民ら、数百人が渡り初めをして完成を祝った。


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2018年08月28日火曜日


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