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経験生かし心のケア 仙台市教委が岡山へ教職員派遣

出発式であいさつする(左から)佐藤参事、遠藤指導主事、遠藤養護教諭

 西日本豪雨で被災した岡山県総社市の学校再開支援や児童生徒の心のケアに当たるため、仙台市教委は30日から10日間、現地の小中学校などに教職員3人を派遣する。28日に市役所で出発式があり、佐々木洋教育長が東日本大震災の経験を発揮することを期待した。
 総務省の対口支援(カウンターパート)方式で支援先となった総社市の要請を受けた。派遣されるのは学校教育部の佐藤淳一参事、教育相談課の遠藤雅範指導主事、高砂中(宮城野区)の遠藤智美養護教諭。学校の夏休み明けの31日から、被災した小中学校を中心に回る。
 3人はそれぞれ震災当時、避難所運営や子どもの心のケアに携わるなど、豊富な経験を持っている。出発式で佐々木教育長は「子どもたちが再び笑顔で学校に通えるよう、温かく励ましてほしい」と訓示した。
 佐藤参事は津波で甚大な被害を受けた石巻市雄勝中校長として、学校の移転再開などに奔走した。取材に「子どもの心のケアが最重要課題だが、学校再開に向けて教職員も不安を抱えていると思う。私たちの経験とノウハウを少しでも役立てたい」と語った。


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2018年08月29日水曜日


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