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<仙台地裁切り付け>「刃物は威嚇用」改めて殺意否定 仙台地裁・被告人質問

 仙台地裁で判決宣告中に刃物を振り回し、警察官2人にけがをさせたとして、殺人未遂や威力業務妨害などの罪に問われた山形市鉄砲町1丁目、無職淀川聖司被告(31)の裁判員裁判公判が28日、仙台地裁であった。被告人質問で被告は法廷に持ち込んだ刃物に関し「逃走時の威嚇用で、誰かを傷付けるつもりはなかった」と述べた。
 被告は「無我夢中で刃物を持った両手を動かしただけだ」と、殺意を改めて否定。取り押さえた警察官が出血しているのを見て初めて刺したことに気付いたといい、「何てことをしてしまったんだと、自分自身が惨めになった。(被害者に)申し訳ないと思っている」と述べた。
 中学時代からナイフに興味があり、15歳時に同級生を刃物で刺したとして医療少年院に収容された経緯も明らかにした。「刃物を持つと人が変わり、解放された気持ちになる」と説明した。
 起訴状によると、被告は昨年6月16日午前、宮城県迷惑防止条例違反(盗撮)の罪での実刑判決宣告中、切り出しナイフ2本を傍聴人らに示し、取り押さえようとした警察官2人の顔や背中を切り付け、裁判所の業務を妨げるなどしたとされる。


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2018年08月29日水曜日


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