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<B2仙台>宮城・南三陸キャンプスタート 今季の球団スローガン「GRIND(グラインド)」を共有

ゲーム形式の練習でシュートを放つ月野

 バスケットボール男子、B2仙台のトレーニングキャンプが28日、宮城県南三陸町総合体育館で始まった。
 初日は戦術確認を中心とした練習を約1時間半行い、ガード月野やパワーフォワード宮本が切れのある動きを見せた。桶谷大監督は「寝食を共にし一日中一緒に行動することで、スタッフも含めた球団の一体感をつくりたい」とキャンプの狙いを話した。
 夜のミーティングで、今季の球団スローガン「GRIND(グラインド)」を発表。「細かく砕く」を意味する英語で、苦しい状況でも粘り強く泥くさく乗り越えようという思いが込められているといい、球団の渡辺太郎社長は「単なるスローガンにとどまらず、決まり事を遂行するための合言葉でもある」と説明した。
 キャンプは31日まで。9月1日に酒田市国体記念体育館でB2山形と、2日は南三陸町総合体育館でB1富山とプレシーズンマッチを行う。

◎月野パワー全開 意欲的な新主将がチームけん引 「守備とことん追求」

 B2金沢から今季移籍して来た新主将のガード月野が初日からパワー全開だ。ゲーム形式の練習では、体を張ったディフェンスや多彩なパスワークなど、目を引く動きを見せ、「成長するためにここ(仙台)に来た」と意欲的だ。
 自身のキャンプでのテーマは、長所のディフェンスに磨きをかけること。「自分を追い込みながら、守備をとことん追求していきたい」と力を込める。
 さらに「連係向上へ共通理解を深めていきたい」と主将としての立場も強く意識する。「チームにとって必要な言葉なら、自然と出てくるだろう」と責任感が強い。桶谷監督は「決して言い訳せず、やるべきことをやる。他の選手に厳しいこともしっかり伝えてくれる」と信頼を寄せる。
 「謙虚じゃなくなったら人の話に耳を傾けなくなり、成長も止まってしまう」と考え、「謙虚さ」を常に大切にするストイックなリーダー。「(東日本大震災で被災した)ここでキャンプができることに、まずは感謝しなければならない」と話す。
 月野は「自分の出番が必要になるのは、チームがうまくいってないときだ」とみる。シーズン中、月野の頼もしい存在感がチームメートに安心感を与える場面があるに違いない。
(射浜大輔)


2018年08月29日水曜日


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