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宮城と山形・女将が交流 県境越えインバウンドの誘致など協力

講演を聴く宮城、山形両県の女将ら

 旅館・ホテルの女将(おかみ)でつくる宮城県の「みやぎおかみ会」と山形県の「やまがた女将会」は28日、訪日外国人旅行者(インバウンド)の誘致などで県境を越えて協力しようと、東北観光の現状を学ぶ交流会を仙台市内で開いた。今後も交流人口の拡大に向け情報交換などで連携する。
 両県の女将や関係者ら約50人が参加。仙台空港を運営する仙台国際空港(宮城県名取市)の岡崎克彦取締役営業推進部長が講演し、宿泊施設単体でなく地域の魅力を高める重要性を指摘した。
 岡崎氏は「長期滞在客を増やすため2泊目は近くのレストランでの夕食を提案するなど、街全体が活性化する形を考えてほしい」と呼び掛けた。
 両県の女将会の交流は東日本大震災前に行政主導で開かれたことがあったが、自発的に企画したのは今回が初めて。
 みやぎおかみ会の阿部憲子会長(南三陸ホテル観洋女将)は「山形の蔵王温泉などは滞在型も多いが、宮城は1泊型が中心。互いの得意分野から学び合うことができる」と話した。
 やまがた女将会の川崎礼子会長(蔵王温泉ル・ベール蔵王女将)は「震災から立ち上がった宮城の女将たちを手本にしたい。交流の輪を東北6県に広げていきたい」と語った。


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2018年08月29日水曜日


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