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<センダイ原寸大図鑑>(4)コガタペンギン(仙台うみの杜水族館)/最小種 目つき鋭く精悍な顔

コガタペンギンは、ペンギンの中で世界最小の種類。雌のツキは背の高さが27センチ、体重が834グラム。コガタペンギンの中でも小さい方だ。穏やかな性格だという
餌を与えながら、2羽の健康状態を観察する渡辺さん

 その名の通り、最も小さい種類のペンギンだ。大きくなっても背の高さは約40センチ、体重は約1キロ。「フェアリー(妖精)ペンギン」や「リトルペンギン」とも呼ばれている。
 仙台うみの杜水族館では雌のツキ(1歳)と雄のハギ(3歳)を飼育している。2羽は2017年11月22日にやって来た。名前は18年2月に公募で、仙台にゆかりのある名前に決まった。
 コガタペンギンはオーストラリアの南部やニュージーランドなどに生息。通常は海岸近くの草むらやヤブの中、岩の割れ目に巣を作る。小型の魚やイカなどの餌を求め、沖合20キロほどまで泳ぐ。時には30メートルの深さまで潜水することもあるダイビングの達人だ。
 チャームポイントは歩く姿。他のペンギンと違って直立歩行ではなく、やや前かがみで歩行する。最も原始的なペンギンとみられている。歩く姿は愛らしいが、よく見ると目つきが鋭くて精悍(せいかん)な顔立ちだ。
 羽毛は他のペンギンと比べて短めだ。背中を覆うダークブルーの羽の色は、空中から狙っている猛きん類から身を守るための保護色と言われている。
 飼育担当の渡辺美佳子さん(24)は「水族館では1日3回、餌としてシシャモを与えている。2羽とも食欲旺盛で元気いっぱい。警戒心が強いペンギンだが、2羽の相性は良く、いつも一緒に行動している。待望の繁殖に期待が高まっている」と話している。

[データ]雄のハギ(前)は背の高さが35センチ、体重は1067グラム。しっかり者で雄々しい。後方はツキ。

[ガイド]仙台市宮城野区中野4丁目6 仙台うみの杜水族館▽開館時間は午前9時〜午後6時半(入館は6時まで)。季節によって変動▽料金は65歳以上1600円、18〜64歳2100円、中・高校生1600円、小学生1100円、4歳〜未就学児600円▽022(355)2222。


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2018年08月30日木曜日


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