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<ベガルタ>ピッチサイド/関口の原点

 「俺の原点」。J1仙台のMF関口が懐かしそうにピッチを見回した。チームは25日のアウェー川崎戦を前にした2日間、東京都多摩市で調整。練習場の同市陸上競技場は偶然にも地元出身の関口にとってなじみ深い場所だった。
 かつて競技場のピッチで熱いプレーを繰り広げ、周辺では走り込みを重ねた。昨季限りでC大阪を退団し、4月に6季ぶりとなる仙台への復帰を果たすまでの間もここでランニングを欠かさず準備に励んだ。アップダウンが多いコース。「俺の中では、この場所は今季に関してはより思い入れがある」。所属先が決まらず苦しかった日々を思い返す。
 練習には関口の兄弟や、所属先が決まらない時に練習に参加した地元クラブチームの中学生も見学に訪れた。「これからも子どもたちに夢を与えるようなプレーをピッチで表現したい」と気持ちを新たにした。
 関口は川崎戦で4戦連続の先発出場。左ウイングバックで奮闘したが、0−1で惜敗して3連勝の勢いをつなげられなかった。「ああいう相手にリベンジしたい」。強豪に立ち向かう姿に、サッカー少年だった頃の原点を感じた。
(原口靖志)


2018年08月30日木曜日


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