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<栗原市贈収賄>法令順守へ全職員対象の研修会開始

研修に臨む市職員

 宮城県栗原市発注工事を巡る贈収賄事件を受け、市は30日、法令順守の在り方を学ぶ職員向けの初の研修会を市栗原文化会館で開いた。9月4日まで実施し、業務の都合で出られない職員を除く全約800人が随時受講する。
 研修は3時間で、冒頭以外は非公開で行われた。市によると、職員が違法行為をする背景について民間講師が解説。他自治体で起きた贈収賄事件などを例に、原因や未然防止策をグループで考える時間も設けた。
 市は研修を受けた職員を対象にコンプライアンスに関するアンケートを実施。9月下旬までに結果をまとめ、市が設置した第三者委員会での議論や今後の再発防止策に反映させる。
 千葉健司市長は「前代未聞の事件が起き、市の信頼は深く傷ついた。職員には入庁時の気持ちを思い起こしてもらうとともに、組織で不正を防げる態勢を築いていきたい」と述べた。
 事件に関連し、これまで職員25人延べ83人が県警の事情聴取を受けた。市は今後も同様の研修を定期的に開くことを検討している。


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2018年08月31日金曜日


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