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<楽天>新星・西巻、輝き増す 「10年目のような貫禄」シュアな打撃 堅守で存在感

攻守で存在感を発揮する西巻=19日、楽天生命パーク宮城

 東北楽天の高卒新人西巻が攻守で存在感を発揮している。4日に1軍に再昇格し、打率3割2分7厘(30日現在)と持ち前のシュアな打撃をアピール。内野守備では、けがで離脱している主力の藤田、茂木の穴を埋める貴重な戦力となっている。チームメートからは「落ち着いて的確なプレーをしている。もはやプロ10年目のような貫禄だ」との声も上がる。
 8日の日本ハム戦で「9番二塁」として初の先発出場。プロ初打席となった三回無死一塁で、日本ハム先発の村田から左前打を放った。七回には左腕宮西の直球を中前にはじき返した。9日の同戦では八回に2番手玉井のシュートを左翼線に2点二塁打とし、プロ初打点を記録した。
 栗原打撃コーチは「体の軸にぶれがなく、スイングの間の取り方も上手だ」と評価する。
 好調な打撃を買われ、24日の日本ハム戦から2番に入る。「チャンスでもっと思い切った打撃をしたい」。打率以上に得点圏での一打を重視する。
 堅守も売りだ。2軍の遊撃守備率はリーグ2位の9割3分9厘。1軍では左肋骨(ろっこつ)挫傷の藤田、左腓腹筋(ひふくきん)打撲の茂木に代わり、二塁、遊撃を任されている。
 ただ、17日ロッテ戦の遊撃守備で一塁への送球が2度も乱れる場面も。「思い切りプレーしていいんだぞ」と一塁手の銀次から声を掛けられて気持ちが楽になったという。
 28日の西武戦では失点につながる落球もあった。それでも平石監督代行は「ボロが出るのは想定済み。もっと成長できる」と期待し、「普通は1年目だったら1軍で試合に出るだけでバタバタするもの。動じないところが素晴らしい」と、生き生きとプレーする19歳に目を細める。(伊藤卓哉)


2018年08月31日金曜日


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