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<金足農>秋田県庁と市役所訪れ甲子園準V報告 知事「ぜひ県民栄誉章を」

佐竹知事(右)から花束を手渡される選手たち=30日、秋田県庁

 第100回全国高校野球選手権大会で秋田県勢として1世紀ぶりに決勝進出した金足農高(秋田市)野球部が30日、秋田県庁と秋田市役所を訪ね、甲子園準優勝を報告した。佐竹敬久知事は偉業をたたえ、秋田県民栄誉章を授与する考えを明らかにした。

 佐竹知事は「最高のプレーだった」と選手をねぎらい、一人一人に花束を手渡した。選手らから報告を受けた後、「秋田に夢と希望、感動を与えてくれた。ぜひ県民栄誉章を受け取ってほしい」と伝えた。
 佐々木大夢(ひろむ)主将は取材に対し、「栄誉章はベンチメンバー、保護者や応援してくれた方々、そして県民全体で頂くものだと思う」と語った。
 県庁も市役所も金足農の躍進を改めて祝福する一日となった。
 準優勝の盾を持った佐々木主将らナインと中泉一豊監督、渡辺勉校長らが県庁に到着すると、数百人の職員や市民が盛大な拍手と歓声で出迎えた。
 佐竹知事を前に、中泉監督は「選手や学校関係者らがスクラムを組んで大きな成果を得られたことを心の財産として受け止めたい」と周囲の支えに感謝した。
 佐々木主将は9月の国体に向け、「大阪桐蔭を倒して日本一を勝ち取りたい」と甲子園決勝のリベンジを誓った。
 市役所は、ナインの勇姿を一目見ようと大勢の市民が1階ホールを埋め尽くした。穂積志市長は「自分たちの力を信じて諦めずにプレーする志が人々の心をつかんだ」と興奮気味に語った。石井周悦副市長が、市役所職員から集まった金足農への寄付金238万6000円を贈呈した。
 この日の報告には、宮崎県で9月にあるU18(18歳以下)アジア選手権の高校日本代表に選出された吉田輝星(こうせい)投手は欠席した。


2018年08月31日金曜日


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