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「荷物のマツタケ盗んだと疑われ夫が自殺」ヤマト運輸を社員の妻が提訴

 山形県米沢市のヤマト運輸の営業所に勤務していた配送員の男性=当時(50)=が荷物を盗んだと疑われ、複数の上司から繰り返し詰問されて自殺に追い込まれたとして、男性の妻が30日までに、約6700万円の損害賠償を求める訴えを山形地裁米沢支部に起こした。
 訴えによると、昨年10月、営業所で配送予定だったマツタケが2度紛失し、営業所の上司から男性が盗んだと疑われた。さらに男性は同年11月21日の早朝から深夜、22日の早朝から昼すぎまで、米沢市内の貸会議室で、同社東北支社(仙台市)の幹部2人から詰問を受け、22日の昼休みに会議室が入る建物に隣接する体育館の屋根から飛び降りて死亡した。
 原告側は、複数の上司から長時間にわたって詰問された後、自由行動を許されたわずかな昼休みの間に自殺したと指摘。詰問行為と自殺の因果関係を認めるべきだとしている。
 ヤマト運輸側は、「社員の自殺は事実」と認める一方で「係争中のためコメントは差し控える」とした。


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2018年08月31日金曜日


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