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<政活費ネット公開>宮城県議会、信頼回復へ一歩 各会派適正支出へ襟正す

 政務活動費(政活費)の不正問題で揺れた県議会が、信頼回復に向けて一歩を踏み出した。31日に始まった政活費に関する領収書のインターネット公開。2016年に議長が2代続けて引責辞任しており、各会派は適正支出の実現に向け、改めて気を引き締めた。
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 「透明性を高める上で、前向きに捉えている。会派でも政活費の支出はチェックしており、県民の理解がさらに得られるよう努めたい」。ネット公開に当初慎重だった最大会派自民党・県民会議の菊地恵一会長は強調した。
 公明党県議団の庄子賢一会長は「政活費の使途の見える化、適正化の第一歩となる」と評価。「ネットで(領収書などを)見た人の率直な声を議会がどう受け止めるか。公開して終わりではない」と言う。
 みやぎ県民の声の藤原範典会長は「自分たちでは気付かなくても、納税者の常識に照らせば、おかしな使途も出てくる。その都度、指摘してもらい改善すれば、新たな改革につながる。ネット公開は議員自身を磨く石となる」と効果を期待した。
 共産党県議団の三浦一敏幹事長は「遅まきながらの対応だが、議員全員が襟を正す機会にはなる。さらに厳密な使い方を模索していくことが必要だ」と力を込める。社民党県議団の岸田清実団長は「使用目的にはグレーゾーンも多く、会派間で議論を進めたい」と運用改善に意欲を示した。


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2018年09月01日土曜日


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