宮城のニュース

<気仙沼・舞根灯籠流し>揺れる水面胸中映す 東日本大震災の犠牲者供養

海面を照らしながら流れる灯籠=31日午後6時50分ごろ

 東日本大震災の津波で大きな被害を受けた気仙沼市唐桑町舞根(もうね)地区の漁港で31日、灯籠流しがあった。海面に浮かんだ犠牲者を供養する明かりを、住民らはさまざまな思いを胸に見送った。
 漁港近くで8割の世帯が被災した舞根2地区の住民でつくる実行委員会が主催した。集まった約50人が会場に設けられた祭壇で焼香し、手作りの灯籠約200個を次々と流した。灯籠流しが20年ぶりに復活した昨年と比べて灯籠は、ほぼ倍の数になった。
 実行委員会の畠山環さん(79)は「東日本大震災当時のことを思い出すのはつらいが、犠牲者を供養するためにも大事な行事。これからも続けたい」と話した。


関連ページ: 宮城 社会

2018年09月01日土曜日


先頭に戻る