宮城のニュース

「亘理の情報任せて」地域局、10月開設 FMあおぞらの元スタッフら準備

みやぎ生協亘理店に設置されたFMあおぞらのスタジオ。10月の放送開始を目指して準備を進める

 コミュニティー(地域)FM局の開局を計画する株式会社「エフエムわたり」が総務省東北総合通信局に免許を申請し、受理された。10月の開局を目指し、スタジオを亘理町逢隈高屋のみやぎ生協亘理店の一角に新設。情報発信を通じた地域活性化に向けて準備を進める。

 受理は8月30日付。エフエムわたりは2016年春に放送を終えた町の臨時災害放送局の元スタッフが中心となり、放送局の名称「FMあおぞら」を継承する。当面の聴取可能エリアは町内約1万2300世帯の7割程度を見込む。
 地元のイベントやサークル活動、商店の特売といった話題を毎日放送する計画で、町外の地域局とも連携して町の情報を発信する。災害時には町の要請で情報発信を行う仮協定を7月に町と結んだ。
 エフエムわたりの吉田圭代表取締役と西垣裕子専務は東日本大震災直後の2011年3月24日から、町の臨時災害放送局スタッフとして運営に関わった。13年にはNPO法人を設立し、町から放送を受託した。
 16年3月に放送を終えた後も、ラジオと防災をテーマに勉強会を開催するなど活動を継続。17年4月にはエフエムわたりを設立して今春までインターネット放送を実施したほか、株主(1株1万円)を町内外で募り、約700株を集めた。目標は1000株で、引き続き募集している。
 FMあおぞらが開局すれば県内で12番目の地域局。吉田さんは「地元密着の放送を通じ、住民と一緒に町を元気にする活動をしていきたい」と話す。


関連ページ: 宮城 社会

2018年09月02日日曜日


先頭に戻る