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燃料電池バス「快適」 初の試乗会 宮城・富谷

FCバスに乗り込む市民ら

 水素をエネルギー源とする燃料電池(FC)バスの試乗会が1日、宮城県富谷市で初めて開かれた。水素エネルギーの有用性を知ってもらおうと、市が企画した。
 FCバスは、車載タンクに充填(じゅうてん)された水素と空気中の酸素の化学反応で生じる電気を使い、モーターを回して走る。走行時、二酸化炭素や排ガスを出さない。
 試乗会はトヨタ自動車のFCバス(定員79人)を利用。富谷中央公民館の発着で、市役所や成田、東向陽台両公民館などを循環する約1時間半のコースを2便運行した。
 最初の便は35人が乗車。市、県の担当者から「1回の燃料充填による走行距離は約200キロで、水素ステーションの整備が課題」「車両価格は約1億円」などと説明を受け、乗り心地を確かめた。同市の主婦須藤玲子さん(73)は「音が静かで快適。地球温暖化を防ぐためにも普及が進んでほしい」と話した。
 富谷市は県などと水素エネルギー利活用に向けた実証事業を進めており、2日と4日にも試乗会を行う。


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2018年09月02日日曜日


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