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<防災の日>将来の担い手奮闘 宮城県と七ヶ浜町が総合訓練 児童生徒ら2000人参加

倒壊家屋から救出されたけが人を担架で運ぶ中学生

 「防災の日」の1日、宮城県と七ケ浜町は同町の七ケ浜サッカースタジアムなど5カ所で総合防災訓練を実施した。町は全小中学校を登校日とし、児童生徒約1500人も行動した。
 70の機関や団体、児童生徒ら町民2000人が参加。午前9時に県沖を震源とするマグニチュード9.0の地震が発生し、同町で震度5強を観測、大津波警報が発表されて沿岸地域に避難指示(緊急)を発令したとの想定で実施した。
 倒壊した家屋やブロック塀からの救出訓練は、消防団員が救出したけが人役を中学生が担架で運んだ。自衛隊、県警などは津波に流されたがれきを寄せて道路を開通させる訓練や被災車両からの救出訓練を展開。児童生徒が初期消火や救急を学ぶエリアもあった。
 他校の生徒と協力し、けが人役の人形を担架で運んだ向洋中2年の大坂春奈さん(14)は「4人で運んだが、30キロでも重くて驚いた。実際はもっと重いと思うので備えたい」と話した。
 訓練統監の村井嘉浩知事は講評で「将来の担い手として小中学生の素晴らしい活躍を見ることができた。参加機関の連携もうまくいった」と述べた。
 防災の日の訓練は1963年に始まり、50回目。


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2018年09月02日日曜日


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