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牛レバ刺しをアミタケで再現 岩手・洋野町、卸販売が開発

販売用パッケージに入った「森のレバ刺」
「森のレバ刺」の盛り付け例

 2012年に提供が禁止された牛レバ刺しの代用品にと、岩手県洋野町で創業77年のキノコ卸販売「長根商店」が、天然のアミタケを原料に「森のレバ刺(さし)」を開発した。6日から盛岡市内の飲食店などで提供される。

 岩手では東京電力福島第1原発事故の影響で、天然物のキノコは県南部を中心に出荷制限が続く。長根商店の長根繁男社長(51)は「天然キノコの魅力を知ってもらうきっかけにしたい」と意気込む。
 使用するのは、天然キノコの産地として名高い中国チベット自治区で採れたアミタケ。レバ刺しと食感が似ている直径10センチほどの大ぶりなキノコを厳選する。
 アミタケは加熱すると黒く変色するため、余分な熱を加えない独自の殺菌方法で色合いも忠実に再現した。
 商品は6日、盛岡市の焼き肉チェーン「ぴょんぴょん舎」が市内で運営する4店舗で提供を始める。久慈市の道の駅「やませ土風館」でも購入できる。塩で薄く味付けされており、レバ刺しと同様にごま油で食べるのがお勧めという。
 長根社長は「ゆくゆくは販売先を全国に広げたい。見た目、食感、味わいはレバ刺しそっくりだが、天然ならではのアミタケの風味も楽しめる」とPRする。
 小売り用は1パック80グラム入りで400円(税別)。連絡先は長根商店0194(67)3660。


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2018年09月02日日曜日


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