宮城のニュース

<仙台満店>手作りで優しく素朴に 料理で世界旅行/スラヴ料理 アリョンカ(青葉区)

ランチのビーフストロガノフセット。ボルシチ付きは1300円
「ペリメニ(ロシア風水餃子)」(750円)=手前=、「ビーツの衣をまとったニシンの冷製ミルフィーユ」(850円)は、お酒のおつまみにもぴったり

 今回紹介する店は、青葉区大町の「スラヴ料理 アリョンカ」。ロシア、ベラルーシ、ウクライナの料理が楽しめる、ちょっと、いやなかなかに珍しいお店です。
 「ロシアは特に強くて怖いイメージがあると言われることがありますが、みんな社交的で明るくておおらか」とは店主の岩松英彦さん(54)。
 40代の初めにベラルーシで暮らした経験があり、「異国から来た自分にも一生懸命向き合ってくれた」と当時を振り返ります。町や人、食べ物も気に入って1年半ほど行ったり来たりしながら現地の文化を体験しました。
 岩松さんは、本場の味を提供しようと、日本ではよくサワークリームを代わりに使う発酵乳「スメタナ」やニシンの塩漬けも、丁寧に手間をかけた自家製です。ボルシチに欠かせない野菜のビーツは、可能な限り仙台市内の農家から新鮮なものを仕入れます。
 さて、ロシア料理といえば「ビーフストロガノフ」。主食のポテトピューレのほか、付け合わせは具詰め卵、ニンジン香り漬けなど現地でおなじみの総菜。ボルシチとのランチセットがお薦めです。
 実はビーフストロガノフは家庭料理ではなく、レストランで食べるものだそうですが、手作りのスメタナが味の決め手になって、優しく素朴な味わいです。「なじみのない国でも料理が情景を伝え理解につながればいいですね」と岩松さん。いつか行ってみたい国が増えました。(せ)

[メモ]仙台市青葉区大町2の6の26▽正午〜午後2時半、午後6時〜午後10時(日曜は午後8時半閉店)▽不定休(9月は8日、17日休み)▽週替わりランチプレート830円から、バルティカ(ロシアビール)900円▽カウンター4席、テーブル10席▽090(9035)0626。


関連ページ: 宮城 社会 仙台満店

2018年09月03日月曜日


先頭に戻る