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介護食を作り置きで時短「頑張らず 健康保って」レシピ集発行

手軽に作れる介護食を紹介するレシピ集

 自宅で家族を介護する人や1人暮らしのお年寄りの食生活の改善につなげたいと、宮城県の岩沼市社会福祉協議会が介護食のレシピ集を発行した。作り置きができて手軽に食べられる料理を紹介し、健康維持のため「頑張らない介護食を工夫して」と呼び掛ける。
 岩沼市社協が運営する市デイサービスセンター「さとのもり」に3月まで勤務していた斎敏子管理栄養士が、利用者に人気のメニューを家庭用にアレンジした。在宅での介護に追われ、時間に余裕のない人たちを念頭に「作り置き・時短レシピ」を12品掲載。世代を超えて味わえる、さとのもりの介護食も披露した。
 時短レシピには、お湯を注ぐだけでみそ汁ができる「簡単 味噌(みそ)玉」という調理法もある。みそに乾燥ワカメやネギを混ぜて丸めたもので1カ月ほど保存できるが、「飲み込む力が低下した方にはワカメは危険」といった配慮も記す。
 在宅介護者や独居の高齢者は食事に手間をかけられず、市販の弁当などで済ませるケースが少なくない。同社協は、健康的な介護生活を送るにはバランスの良い食事が欠かせないとレシピ集を企画した。三浦一朗会長は「介護される側は食の楽しみを持ち続け、介護する方も介護疲れを起こさないことが大切だ。レシピ集を手に取り、参考にしてほしい」と話す。
 A4判58ページ。1000部を製作。市内の高齢者らに無償配布するほか、希望者に1部700円で販売する。連絡先は国井印刷0223(22)2221。


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2018年09月03日月曜日


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